上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え/喜多川泰📗常識に囚われない

自己啓発📝

久しぶりに良い本に出会ってしまった!

と、思える本です。こういう本に出会えるから読書は楽しいですよね^^

最近は忙しいを理由に読書のペースが落ちてしまっていたので、改めてちゃんと読書習慣を見に付けたいなと思います💡

本書のポイントは、

「常識に囚われない」常識の殻の外から見れる視点・視座を身に付けることが重要📗

テキストにすると、本書の意図する真意を捉えにくく、当たり前のような言葉になってしまうのですが、

喜多川泰さんの世界観で本書197ページを読むとしっかりと理解できるというか、気付かされる言葉です。

本書のストーリーはタイトルにもある通り、「上京物語」です。

上京する子供へ父から本を贈り、その本の中で一般的な常識の中で生きる一般的な人の人生の物語を描き、そこに対して疑問符を投げかけ、常識の殻の外で見れる視点と人生観について記されています。

ここに記される「一般的な人の一般的な人生」に自分を重ねて読み進めるとこの本に没入して読み進められます💡

実は私も地方から上京してきた人間なので、すごく共感できました!

読み終わった感想とメモを残すことで、私自身またこの記事を読んで、いまあるこの感覚を大切にしたいと思っています📝

幸せは人との比較で決まら・・・ない!

「みんながそうだから自分もそうなりたい」・・・なんて思ってはダメ!

幸せの基準は自分で決めるもの🍀

そんなことわかっている。なんて思っているのにも関わらず

「他人は持っているのに自分は持っていない」「他人は貰っているのに、自分は貰っていない」

という尺度で感情の起伏が生じる人は多いはずだ

実際に私も無意識下で、「他人より負けている」「他人が羨ましい」ということで感情が左右されることはある・・・

他人との差を埋めるためにいろんなものを購入しても、長期的に幸せを感じることはできない。

むしろ、自分の人生をつまらない不幸なものにしていくことになる。

本書で描かれている「一般的な人の一般的な人生」のような人生になってしまう!!

他人となんか比べなくても、昨日の自分よりも一歩でも前進しようと努力しているとき、人は幸せを感じるようにできているんだ。

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え 104P引用

他人を基準に幸せを定義してはいけません!!

今ある安定が将来まで続か・・・ない!

人はこんなグラフを見ると、このまま上がり続けるような考えを持ちませんか??

そんなわけ無いのに・・・です。

明日何が起こるかなんて誰にもわからない。

そうですよね??明日、急に体調が悪くなるかも知れない。取引先が倒産するかも知れない。地球が滅亡するかも知れない!

常に、”かも知れない”不安定な中で、上で私達は安定していると言い聞かせて生きているのです。

お前は意外に思うかも知れないけれども、安定というのは何かを手に入れたときに得られるものではない。

自分の力ではどうしようもないものに依存したときに得られるものでもない。

安定も幸せと同じように、あくまで心の状態だ。

つまり、何も手に入れなくても安定は得ることができる。

本当の安定というのは、自分の力で変えられることを、変えようと努力しているときに得られる心の状態のことを言うんだ。

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え 111P引用

「安定」とは心の状態のことを言う

何かを手に入れたとき、多額のお金を手にしたとき、職業についたときに得られるものでもない!

成功とはお金持ちになること・・・ではない!

一般的な人生を歩む一般的な人と、成功者との違いを決定付けるのは能力というより、マインドの違い!

一般的な人
一般的な人

何かを始める資金がなければ、自分のやりたいことはできない

成功者
成功者

今この瞬間から、やりたいことをやれば良い!

本書に記される「一般的な人の一般的な人生」は、全ての行動基準が『お金』で描かれている。

だから主人公の気持ちは凄く共感できることが多いが、かっこよさを感じない。

でも、実際に世の中の多くの人がそうやって生きている。

成功者になるということは、お金持ちになるということではないんだ。

この常識の殻をやぶるのは本当に難しいことだ。

それができるようにするためには、面倒だけれども「成功=お金持ち」という常識の殻の中で生きている一人の人間の人生を描いて、それがいかに自分らしい人生を奪っていくかを見せるという、長い前置きがどうしても必要だ。

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え 121P引用

自分の中にある『常識』を覆すのは簡単なことではない。

しかし、自分なりの価値観を手に入れて行動を変えていかないと、人生の最後に後悔する可能性が高いことを著者は的確に示してくれている。。。

自分の価値観を持つ方法①・・・まず「時間」を投資する

この考え方は、以前の私の学習記事でもまとめたことがあるので、添付しておきますね。

時間編集術

➤ ①時間 ②能力 ③人脈 ④お金 の順番に投資することを推奨している内容になっています。

時間 = 人生そのもの 多くの人は人生をお金に変えて生きている。

でも、この貴重な財産である時間を投資すれば、それこそ大きなものとなって返ってくる。

成功 なんてものはお金では買えない。売っていない。

つまり、成功の代価は『お金』ではない。 成功の代価は『努力』(時間の投資)である

自分の価値観を持つ方法②・・・頭を鍛える

先程、私が紹介した過去記事「時間編集術」であるところの

時間ときた次の『②能力』ですね💡

誰かに守ってもらう生き方を何の疑問もなく選び、人間として一番の力を磨くのをやめて、その誰かに一生を捧げて生きる。「自分は安定している」と信じながら・・・

勘違いしてはいけないよ。私は組織の中に入ることを否定しているのではない。自ら武器を廃棄した者が、守ってもらうためだけに組織に依存していることが問題なんだ。

おまえが本当に成功を手に入れたいと考えているなら、どんなに面倒であろうとも、頭を鍛え続けることを放棄してはいけない。それを手放してしまったときからおまえの人生は、守ってもらうために支配される側になってしまうからだ。

一生自分の好きなことをやって生きてゆく強さが欲しければ、人間の持つ一番の武器である頭を鍛え続けなければならないんだ。

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え 137P引用

私もそうだが、ほとんどの社会人は会社に属している。

まして私はブラックな、、、パワハラモラハラが日常の前の黒い黒い会社に属してしまっている

会社に属して会社頼みの人生になってしまうと、いつの間にか社会人から会社人になってしまうと私は思う

実際、そんな人を多く見ている

その方が幸せだと思う人もいるはずで、学校、親、まわりからはそういう意見・教育を受けてきたのだから当たり前なのかも知れない。

但し、人間は学び続けることで、人間の強みを生かした人間らしい生き方ができるはずである🍀

自分の価値観を持つ方法③・・・心を鍛える

時間の投資先として「頭」の次は「心」であると本書には記されています

人間をつくっているのは、その人の『心』ですからね🔥

己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ! 歯を食いしばって前を向け!

煉獄杏寿郎

ついつい、「心」というキーワードで煉獄さんを連想してしまいましたが、

「頭」だけではダメなんです。「心」も鍛えなければ、人間ですからね

頭でわかっていても行動できない人は多いはず!だから心も時間を掛けて鍛えていかなければなりません🔥

頭で考え、心に信念を持って行動することで人生が決まる🔥

おまえが人生の成功を手に入れたいと考えているのなら、心の持ちようが人生をつくるということを理解するだけではダメだ。

それを理解した上で、多少のことでは明るさや前向きさ、積極性を失わないだけの心の強さを身につけなければならない。

おまえはもしかしたら、「心の中からあらゆる消極的な考え方を捨てろと言われて、できる人なんかいるのか?」と思うかも知れない。

しかし、前向きな生き方をしたいと心から願う人は、そうできるようになる。

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え 139P引用

心を鍛えることは非常に重要なことはわかる。。。

心の鍛え方として頭に浮かぶのがスティーブン・コヴィー氏の「7つの習慣」ですね

こちらも一応過去記事を添付しておきます。

7つの習慣

お金を稼げることの中からやりたいことを選・・・ばない!

本書では的確な質問が投げかけられる。

『大学時代にやりたいことはあるかい?』

と質問されたら何と答えますか??

サークル活動!とか

ゼミの研究とか?

バイトや合コンとか???

ですかね?では次に。。。

『将来やりたいことはあるかい?』

と質問されたら何と答えますか??

「・・・。」

なんとなく言いたいことわかりますよね?

質問を受ける側が勝手に、無意識のうちに『お金を稼げるものの中で』という条件を追加しませんでしたか??

なぜか、「将来やりたいこと」は、お金を稼げるものの中から探すのが常識となっている

その常識の殻の外に出なければ、人生を通じてやりたいことなんて見つかるはずがない。

自分が一生をかけてやりたいと思えることは、時間をかけて、真剣に取り組み、工夫を重ねた経験があることの中からしか生まれてこない。

やりたいことというのは、自分が世の中の人の役に立てると自信が持てること、それを通じて人を幸せにできると思えるものの中にこそあるんだ。

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え 148P引用

失敗しないように生き・・・ない!失敗しよう!

挑戦し続ける勇気!!

失敗はむしろした方がいい!若いうちに大きな失敗をした方が大きな経験値となって自分を大きく成長させてくれる

『失敗を恐れず挑戦する勇気』がなければ、行動数が減ってしまう!多く行動した人はたくさん失敗しているが、たくさん成功もしている📝

一流といわれる大学を卒業する人は、勉強において成功体験を重ねてきた人が多い。彼らの殆どは安定志向を持つ。彼らの持つ安定志向とは、言い換えれば、人生において失敗したくないという気持ちの現われだ。

失敗の経験が少ない人はプライドが高くなる。そして、そのプライドが高い人間ほど「俺が失敗するわけにはいかない」と強く思うようになり、ますます挑戦する勇気をなくしていくんだ。

挑戦する勇気を失った者は、幸せな人生をも失ってしまう。

大切なのは、予想通りの結果を手に入れることじゃない。挑戦する勇気を持ち続けることだ。

成功した人がかっこいいんじゃない。挑戦し続ける生き方をするのがかっこいいんだ。

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え 157P引用

行動あるのみ!

やはり行動が人間を変える

考え方、意識の前に行動から変えることが必要🍀

ビビッときたらサクッと行動する「ビビサク!」の考え方をまとめた参考記事貼っておきます

普通の人が失敗と呼んでいる出来事こそが、人生に感動や感謝、新しい出会いといった、幸せな人生を送る上で必要なものすべてを運んでくれるんだ。

決して手に入れた物質によって幸せになるわけではない。人生におけるただ一つの失敗は、やりたいことがたくさんあったにもかかわらず、結果を恐れて動けないまま、人生を終えることだよ。

つまり、何の挑戦もせずに一度しかない人生を終わってしまうことこそが失敗なんだ。

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え 159P引用

一般的な人生を送る一般的な人・・・常識に囚われて行動できなくなってしまっている人・・・

たくさんいるはずだ

この本に出会えたことで『成功』という漠然とした曖昧なものが少し理解できたように思う

その少し見えた成功の輪郭をはっきりさせるために、毎日の行動を変えて挑戦し続けることが必要なのだろう

そのためにもこのブログを通じて私の記録を残すとともに、常識に囚われてしまっている一般的な人生を送る一般的な人を少しでも後押しして行動を促せるように、少し偉そうなことを書いているようで非常に恐縮だが、私も努力が必要だ。

・幸せの基準を自分で決めているか?

・安定志向になっていないか?

・お金が行動の基準になっていないか?

・やりたいことをどうやって見つけるか?

・失敗をおそれていないか?

自分を作ることが許されたこの百年間に、何をするか?

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え 166P引用

本を読むこと📚️

本を読むことで頭も心も鍛えられる。幸せな成功者になる方法を自分の力で見つけていくんだ!

私の人生は昔から「あーあ、楽しかった!!」って言って死ねる人生にするために行動しています!今はブラック企業でレベリング中ですが、これも何年後かは良い笑い話になればいいなと思ってます。

今日は長くなりましたが、報告は以上になります。

長時間ありがとうございました!お疲れ様です☆

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