「休みの日こそ本を読もう」と思っていたのに、気づけばスマホ見て、youtube見て、なんとなく一日が終わる。。。
買ったままの本を見ると、ちょっと罪悪感まで湧いてくる――。
こういう休日、ありますよね??

読書ができないとき、意志の弱さを責める必要はありません。もしかすると読書まで、次のような“仕事”になっているのかもしれません。
- 最初から最後まで読まなければいけない
- 仕事に役立つ本を選ばなければいけない
- 要点をきれいにまとめなければいけない
- 買った本を読み終えるまで次へ行ってはいけない
今回の「人生おもしろ実験室」では、このルールをいったん外します。
やることは、普段行かない本棚から1冊を選び、30分だけ寄り道すること。
読み切らなくて大丈夫です。
学びがゼロでも、「この本は今の自分には違う」と分かれば実験成功です。
読書から離れているのは、あなただけではない
文化庁が2024年9月17日に公表した令和5年度「国語に関する世論調査」は、全国16歳以上6,000人を対象とし、3,559人から有効回答を得ています。
調査では、1か月に読む本について「読まない」と答えた人が62.6%。
また、以前と比べて読書量が減っていると答えた人は69.1%でした。
雑誌や漫画はこの質問の「本」には含まれていません。
この数字だけで原因は決められません。
ただ、読書が続かないことを「自分だけの失敗」と考えなくてよいことは分かります。

仕事で疲れたあとに、分厚いビジネス書を開いて「成長しなきゃ」と思うと、
読書まで残業みたいになることがあります。

今日は成長を測る読書ではなく、好奇心を確かめる実験にするナス。
冊数も読了も評価しません。
「寄り道読書」とは?
寄り道読書は、いつもの関心から少しだけ外れた本を、短時間だけ試す方法です。
たとえば、普段ビジネス書を読む人なら、隣の棚の歴史、科学、料理、建築、児童文学、写真集などへ移動します。遠くへ行きすぎる必要はありません。いつもの棚から一つ横へずれるくらいで十分です。
目的は知識をたくさん得ることではなく、次のどれか一つを持ち帰ることです。
- ✨ 自分の予想と違ったこと
- ? もう少し考えたい問い
- 👣 明日試してみたい小さな行動
良い本との出会い方を広げたい方は、BKSの「人生が好転する本に出会うことがある」も参考にしてください。
ビジナス式「5・20・5」の30分実験
ステップ1:5分で「いつもと違う1冊」を選ぶ
図書館や書店へ行ったら、まず普段向かう棚を確認します。そして、その棚は今回は通り過ぎます。
次のルールから一つ選んでください。
- いつもの棚から一つ隣へ移動する
- 目線の高さにある左から3冊目を手に取る
- タイトルではなく、目次の中の一語で決める
- 3冊だけ開き、最も「なぜ?」が生まれた本を選ぶ
選書は5分で終了です。
「もっと良い本があるかも」と探し続けると、それだけで疲れてしまいます。
購入しなくても構いません。図書館なら費用を抑えられ、合わなければ返却できます。
書店では店内ルールを守り、長時間読む場合は購入や図書館利用を選びましょう。
ステップ2:20分だけ、好きな場所から読む
最初のページから読む必要はありません。目次、あとがき、気になった章から始めます。
20分の間に探すのは、次の3つだけです。
✨ 驚き:自分の予想と違ったこと
? 問い:もう少し考えたいこと
👣 一歩:試してみたい小さなこと
全部見つからなくても大丈夫です。一つ見つかれば十分。引用を長く書き写すのではなく、自分の言葉で一行にします。
たとえば料理の本なら、こんなメモです。
- 驚き:味付けより温度の順番で食感が変わる
- 問い:仕事でも「内容」より「順番」で変わることはないか
- 一歩:明日の朝食で一つ試す
本の内容を無理やり仕事へ結びつける必要はありません。しかし、遠いテーマほど思わぬ問いが生まれることがあります。
本から人生への問いを持ち帰る例として、「上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え」もどうぞ。
ステップ3:5分で「戻る・続ける・誰かに話す」を決める
最後の5分で、本との付き合い方を一つ選びます。
- 戻る: 今は違うと分かったので返す
- 続ける: しおりを挟み、次の20分を予定に入れる
- 話す: 面白かった一つだけを誰かに話す
読み切らない選択も、立派な結果です。合わない本を義務で読み続ける時間を減らせます。
続けて読みたいと思ったなら、それは好奇心が動いた証拠です。物語から行動する勇気をもらえる本の例は、「アルケミスト」で紹介しています。
コピペできる「寄り道読書メモ」

【選んだ棚・ジャンル】
【この本を選んだ理由】
【✨ 驚いたこと】
【? 残った問い】
【👣 小さな一歩】
【次の選択】
□ 戻る □ 続ける □ 誰かに話す
【読む前/読んだ後の気分】
前:1 2 3 4 5 後:1 2 3 4 5
気分の数字は科学的な診断ではなく、自分用の簡単な記録です。何度か試すと、自分が好奇心を持ちやすい場所やジャンルが見えてきます。
うまくいかないときの調整方法
20分も集中できない
5分だけ読んで終了して構いません。時間を短くしても、いつもと違う棚へ行けた時点で実験は進んでいます。
何も心に残らなかった
「今は興味がない」とメモします。それも自分を知るデータです。次回は棚を一つだけ変えます。
結局、仕事に役立つ本を選んでしまう
仕事に役立つ本が本当に好きなら、それで問題ありません。ただし一度だけ、「役に立つか」ではなく「表紙や目次に違和感があるか」で選んでみてください。
本を買うと積読が増えそう
図書館で試す、電子書籍のサンプルを使う、書店で目次を確認してから買う、という順番にします。
所有ではなく、接点を増やす実験です。
一人でなくても楽しめる
文部科学省の「あなたと読みたい1冊」キャンペーンでは、本を一緒に読む、感想を話す、お気に入りを紹介し合うといった、本を通じたつながりが提案されています。
対象は主に中高生ですが、「誰かと共有すると読書の入口が増える」という考え方は大人にも応用できます。
家族や友人と試すなら、お互いに自分では選ばなそうな本を1冊ずつ選び、面白かった一つだけを交換してみましょう。
読了や感想文は不要です。
今日できる小さな行動
スマートフォンの予定表に、明日の30分を入れてください。予定名は「読書」ではなく、「寄り道」で大丈夫です。
図書館へ行けなければ、自宅の積読から「今の自分なら一番選ばなそうな本」を開きます。5分選び、20分読み、5分で一行残す。それだけです。
まとめ

読まない本を選んでも、最後まで読めなくても失敗じゃないんですね。

目的は読了冊数ではなく、好奇心が動く方向を知ることナス。
戻る選択も立派な実験結果です。

次の休日はビジネス書の棚を通り過ぎて、隣の棚を5分だけ歩いてみます。
仕事を、もっとラクに。人生を、もっと面白く。
役に立つ最短距離から少し外れると、人生を面白くする一冊に出会えるかもしれません。

以上です!今日も残業お疲れ様でした★
ビジネスを、もっとラクに。ビジナスでいいじゃない🍆
人生を、もっと面白くしていきましょう⭐️





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