今日も、やるべきことは終わらなかった。
返信したメール。修正した資料。予定より長引いた会議。
一日中動いていたはずなのに、帰り道で「今日は何を進められたんだろう」と考えてしまう。
そんな日、ありませんか?
こんにちは、くろさらです
今回紹介する楽曲『インクの羅針盤』は、仕事に追われる日常の中で、一冊のノートをきっかけに、自分の進み方を見つめ直す物語です
主人公のくろさらと、通勤路、机、ノート、誰かに差し出す一枚の紙。身近な風景を通して、少しずつ変わっていく心の向きを描きました。
まずは、こちらのMVをご覧ください。
同じ毎日でも、向き合い方は少しずつ変えられる
この物語の主人公は、ある日突然、何でもできるようになるわけではありません
仕事は続くし、うまくいかないこともある。自分では筋が通っていると思った提案が、誰かに届かない日もある
それでも、見過ごしていたことを書き留め、考え直し、小さな行動に変えていく。その積み重ねが、日常の見え方を変えていきます
歌詞に登場する「ノートの中の君」は、昔の自分とも、置き去りにしていた好奇心とも受け取れる存在です

忙しさの中で、いつの間にか聞かなくなっていた問い
「どうして、こうなっているんだろう」
「もう少し、よくする方法はないだろうか」
その声を、もう一度聞いてみる。『インクの羅針盤』には、そんなきっかけを込めています。
仕事のメモを活かすための、3つの問い
仕事中のメモには、いろいろなものが残っています
指示されたこと。会議で決まったこと。忘れたくないアイデア。
ときには、うまく言葉にできなかった悔しさも。
記録は、それだけでも大切な役割を持っています。そこに少しだけ問いを足すと、次の行動を考える手がかりになります。
ここでは、明日から試せる3つの問いを紹介します。
1.何が起きた?――見えたことを、そのまま書く
たとえば、会議で提案が見送られたとします。
「自分の説明はダメだった」と書くと、何を直せばいいのか分からなくなることがあります。
そこで、まずは見えたことを具体的に残します。
提案の後、費用について質問が3つ出た。資料には導入後の効果を載せたが、費用の内訳は載せていなかった。
ここまで書くと、振り返るための材料ができます

感情が残っていても構いません。「悔しかった」と「何が起きたか」を、別の行に書くだけでも、少し整理しやすくなります。
2.なぜ?――別の場面でも使える気づきを探す
次に、「なぜ、その質問が出たのだろう」と考えます
相手が判断するには、効果だけでなく、負担やリスクの情報も必要だったのかもしれません
そこから、こんな気づきを取り出せます
提案するときは、相手が判断するために必要な材料をそろえる。
これは、今回の会議だけに使う反省ではありません。別の企画書や、日常の相談にも持っていける考え方です。

ただし、相手の意図は、考えるだけでは分からないこともあります。「次の提案では、どんな情報があると判断しやすいですか」と聞いてみるのも、一つの方法です。
3.次に何を変える?――試せる大きさまで小さくする
最後に、気づきを具体的な行動にします
「次はもっと頑張る」だけでは、忙しい一日の中で流れてしまいがちです
たとえば、こう書いておきます
次の提案資料には、費用・期待できる効果・懸念点をまとめた一枚を加える。
何を変えるかが分かれば、試すことができます。試した結果をまた書けば、次に考える材料になります
起きたことを書く。そこから気づきを取り出す。そして、一つ試す。
楽曲の中にある「事象から抽象へ、そして行動へ」という流れは、こんな身近な場面にも重ねられます

「痛みは熱量」という言葉に込めたこと
『インクの羅針盤』には、痛みを熱量として捉え直す言葉が登場します
悔しかった出来事を振り返ると、「本当は、何を大切にしたかったのか」が見えてくることがあります
提案が届かず悔しかったのは、誰かの困りごとを解決したかったから。仕事を抱え込んで苦しかったのは、周りに迷惑をかけたくなかったから
その気持ちが分かると、次の選択肢を考えられるかもしれません
伝え方を変える。早めに相談する。仕事を分ける。ときには、休む
つらさをすぐに成長へ変えられなくても大丈夫です。
まずは休んで、少し距離を置いてから書けることもあります

この曲の言葉が、自分をさらに追い込む理由ではなく、次の進み方を選ぶ手がかりになったらうれしいです
今夜、一行だけ残すなら
立派なノートを用意する必要はありません
手帳の余白でも、スマートフォンのメモでも。今夜、一つだけ問いを選んでみてください
今日、少し引っかかったことは何だった?
余裕があれば、もう一行。
明日、一つだけ変えるなら?
毎日書けなくても、きれいに整理できなくても構いません。後から読み返して、「そうだった」と思い出せる言葉で十分です。
その一行が、次の相談や、小さな工夫につながるかもしれません。
真っ白なページは、まだ残っている
羅針盤は、目的地まで運んでくれる道具ではありません。今、自分がどちらを向いているのかを確かめるためのものです
メモも、少し似ている気がします
書いた言葉を読み返すことで、自分が気にしていたこと、大切にしたかったこと、試してみたかったことに気づく。
そこから、次の一歩を選んでいく

MVを見終えた後、あなたの手元にも、何か一行が残っていたらうれしいです。
よかったら、心に残った場面や、明日試してみたい小さな工夫をコメントで教えてください。仕事の詳しい内容を書かなくても、一言だけでも大歓迎です。
仕事を、もっとラクに。人生を、もっと面白く。
B★KS blog


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