「ROEって聞いたことあるけど、なんだろう?」
「サンリオや寿スピリッツがなぜ注目されてるの?」
この記事では、最近話題のキーワード「創業家企業 × ROE(自己資本利益率)」について、
- そもそもROEって何?
- 創業家企業がなぜ強くなってきたの?
- 株価にどんな影響があるの?
について、わかりやすく🍆やさしく解説していきます!
1. ROEとは?
ROE(Return on Equity)=自己資本利益率のこと。
株主から預かったお金(自己資本)で、どれだけ利益を出せたか?
という「効率」を表す指標で、投資家が企業を評価するときにとても重要な数字です。
- ROEが10%以上 → 資本を“効率よく”使えている、優良企業!
- 日本企業の平均ROEは約9.7%(2025年現在)
2. なぜ「創業家企業」が注目されているの?
日本には、長い歴史を持つ「創業家企業」がたくさんあります。
最近、この創業家たちが自ら経営改革に乗り出し、企業のROEを大きく改善しはじめているのです!
代表例①:サンリオ
- 「ハローキティ」で有名な会社
- 辻朋邦社長(創業者の孫)が2020年に就任し、経営陣を若返らせた
- SNSを活用したIP(キャラクター)戦略が成功
- ROEは驚きの48%超!
代表例②:寿スピリッツ
- 土産用のお菓子で知られる会社
- コロナ禍でも東京駅に出店を続けて好結果
- ROEは35%、PBRは約8倍(株価が資産に対して高評価)
3. 投資家との「対話」も進化している
これまで日本企業は「株主の声をあまり聞かない」と言われてきました。
でも創業家の経営者たちは、
- 投資家との面談を重視
- 株主との意見交換を経営判断に生かす
など、グローバル基準の「開かれた経営」に変わってきています。
- パーク24は役員報酬にROIC(投下資本利益率)を取り入れる
- 神戸物産は年400件以上の機関投資家面談を実施!
4. 数字で見る「創業家企業の力」
野村アセットの分析によると
- 創業家が経営する企業の株価リターン(2000〜2024年)は、TOPIXより約30%上回る
- 一方で、外部から来た「天下り型経営者」企業は、TOPIXより下回ることも多い
創業家=利益と経営が直結 → 長期目線で本気を出せる!
5. 今後の注目ポイントは?
- 日本の創業家企業は、まだまだ“宝の山”が残っている
- 今後、ROE10%を目指す「予備軍」も多い
- 株主との対話、グローバル戦略、IT活用…企業は変わろうとしている!
投資家にとっては…?
- ROEの高い企業=お金の使い方が上手い=株価も上がりやすい
- 創業家企業の中から「未来のスター企業」が出てくるかも?
まとめ
いま、日本の創業家たちが目覚めています。
- 自ら経営を見直し、若返りと改革を進め
- ROEという“成績表”で結果を出し
- 投資家と真剣に向き合い始めている
サンリオや寿スピリッツのような企業は、今後も続々と現れるかもしれません。
株を買う・持つ・調べるとき、「ROE」と「創業家の姿勢」にぜひ注目してみてくださいね!

以上、お疲れ様でした☆
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