2024.7月アパレル実績/ユニクロ 無印 しまむら ニトリ アダストリア

企業分析

まず、今月の天気は、統計開始以来最も高い月平均気温を記録しました。

全国的にかなり高温で、特に東日本と沖縄・奄美が顕著でした。降水量は北日本日本海側で多く、沖縄・奄美では日照時間が多くなりました。

地球温暖化の影響もあり、異常な暑さが続いています。8月も記録的な暑さが予想され、熱中症への警戒が必要という状況です。

アパレル各社 7月の数値実績結果

2024年7月のアパレル各社の数値をまとめておきます📝

各社夏物好調により、売上を伸ばしています!

2024年7月 アパレル 既存店昨対

各社の7月数値結果です。(既存店対比)

【昨対評価 ◎ 】ユニクロ 既存昨対108.1% 高気温により夏物が好調◎

【昨対評価 ◯ 】無印・しまむら・アダストリア は安定して昨年以上の売上を作っています。

【昨対評価 ✕ 】ニトリが惜しくも既存昨対99.8%と昨対割れ

2023年7月 アパレル 既存店昨対

各社の7月数値結果です。(既存店対比)

昨年同月は、ユニクロ・無印・しまむら・ニトリ・アダストリア全ての小売で売上を伸ばしています。

特にアダストリアは既存昨対119.3%と大幅に伸ばした月です。2024年も売上101.2%と伸ばしていることから好調さが伺えます。

アパレル各社 7月の販売状況まとめ

私が実際に見て感じたユニクロ、無印良品、しまむら、ニトリ、アダストリア各社の店頭状況とIR情報のコメントをまとめておきます。

2024年7月 ユニクロ

7月の既存店+Eコマース販売の売上高は前年比 108.1%、直営店+Eコマース販売の売上高は前年比 109.6%となりました。 7月は、気温が高く推移し、夏物商品の販売が好調だったことに加え、新商品の販売が好調で、既存店売上高は増収となりました。

※引用:ユニクロIR情報 https://www.fastretailing.com/jp/ir/monthly/

UVカット対策商品がお買い得価格で販売されてます!

「エアリズムあります!」面白い販促ですね

ユニクロのお花屋さん店舗🌻珍しいですよね^^

2024年7月 無印良品

2024年7月の売上高前年比は、既存店及びオンラインストアで100.9%、全店及びオンラインストアで110.6%となりました。


既存店ベースでは、夏物の在庫不足の影響により衣服が前年を下回ったものの、
生活雑貨が二桁伸長したことで、既存店全体の売上は6カ月連続で前年実績を上回りました。


尚、前年より土日祝日が2日少なかったため、4ポイントのマイナス影響がありました。

※引用:無印良品IR情報 https://www.ryohin-keikaku.jp/ir/monthly/

2024年7月 しまむら

7月度は、アウター衣料や肌着、服飾雑貨が売上を伸ばし、昨年売上を上回りました。

 
婦人アウター衣料では、JB「SEASON REASON」の天然素材を使用したブラウスやパンツ、ワンピースが売上を牽引しました。 


肌着では、「超COOL」のインナーを新規で展開し売上を伸ばしました。 
服飾雑貨では、サンダルや暑さ対策関連商品が高消化しました。

※引用:しまむらIR情報 https://www.shimamura.gr.jp/ir/sales/index.html

しまむらグループのアベイル

しまむらグループのシャンブル

で、今回問題のTシャツを販売していたのはバースデイ👧

『パパはいつも寝てる』『パパは全然面倒みてくれない』『パパはいつも帰り遅い』といったデザインのプリントが、父親ディスりでイクメン男性たちの反感を買っていましたね🔥

2024年7月 ニトリ

7月度は、TVCM効果、エアコンキャンペーン等により
リビングルーム家具、台所整理用品、寝具寝装品等の売上が好調に推移いたしました。


これらの結果、既存店売上高前年比は99.8%、全店では101.6%となりました。
期初からの累計では、既存店で前年比102.1%、全店では104.2%となります。


また、前年との曜日影響は、既存店▲8.6ポイント、全店▲8.7ポイントです。

※引用:ニトリIR情報 https://www.nitorihd.co.jp/ir/performance/sales_2024.html

2024年7月 アダストリア

7月は、全店売上高前年比103.5%、既存店前年比101.2%となりました。

各地で連日猛暑日が続き、夏物商品の販売が好調を継続しました。

価格の見直しとともに、セール期間でも過度な値引きを抑え、客単価の改善も続いております。

また、昨年に比べ休日が2日少なかったことで、既存店前年比に4.2ポイントのマイナス影響があったと試算しています。

ブランド別では、グローバルワーク、ニコアンド、スタディオクリップ、レプシィム等が好調でした。

アイテム別では、夏向けの機能性素材を使用したボトムスが男女とも引き続き好評で、サラサラ素材のシャツやTシャツも好調です。

服飾雑貨ではスニーカーサンダル、生活雑貨ではボトルホルダーやハンディファン、アイスネックリングなど、夏のお出かけアイテムが引き続き人気です。

※引用:アダストリアIR情報 https://www.adastria.co.jp/ir/highlights/sales/entry-16314/

SEAL売り場が目立つ状況ですね🎐

まとめ

2024年7月は、高気温で推移したことによる夏物好調が追い風となり、アパレル各の数値は好調に推移しました。

ニトリのみ若干既存昨対を悪結果でしたが、その他企業は売上を安定して伸ばしています。

また、客単価については全ての企業で伸ばしており、デフレ優等生のしまむら、ニトリに関しても単価上昇の感じがみてとれます。

報告は以上です。

今日も明日もあさっても、理不尽なこの社会と会社に負けないで、頑張っていきましょうね!

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