”LifeWear” シンプルな服に込められたUNIQLOの愛情・こだわりは柳井さんの哲学と文化ですね!
私にとっても身近な「UNIQLO」について、バリューチェーン分析をしてみました!
ZARAはトレンドに特化したアパレルブランドですが、UNIQLOはベーシックに特化したLifeWear👔という信念のもとモノ創りを徹底していますね
どちらのブランディングもそれぞれのターゲットの心を動かし、多くのユーザーから支持されていますね!
ユニクロのバリューチェーン分析
UNIQLOは、独自の品質管理システムや商品開発体制、販売・マーケティング戦略など、多くの要素をバリューチェーンに取り入れています。
①製造・調達
UNIQLOは、世界中の約1000以上の工場で製造を行っています。
独自の品質管理システム「AQ(All Quality)システム」により、高品質かつコスト効率的な製品を提供しています。
また、サプライチェーンマネジメントシステムを導入することで、原材料調達から製品の納品までのプロセスを効率的に管理しています。
SPA(製造小売業)の強みを最大限活かした「規模の経済性」による合理化とTQC(トータルクオリティコントロール)管理ですね
②商品開発
UNIQLOは、独自の商品開発体制を構築しています。
商品企画・デザイン・生産技術・品質管理・販売企画・マーケティングなど、様々な部門が連携して製品を開発しています。
また、商品企画は市場調査に基づいて行われ、消費者のニーズに合った商品を提供することができます。
ユニクロの商品開発部隊は有名な「匠チーム」と組んで商品レベルを底上げしていますね
③販売・マーケティング
UNIQLOは、直営店やECサイトなどで販売を行っています。
店舗デザインやディスプレイなども、消費者のニーズに合わせて改良が加えられており、消費者に快適な買い物体験を提供しています。
また、マーケティングでは、広告やプロモーション、SNSなどを活用し、消費者に商品をアピールしています。
ユニクロは、商品の品質や価格、店舗のデザインやレイアウトなど、統一されたブランドイメージを維持することを重要視しています
✅そのため、直営店を多く展開することで、ブランドイメージの統一性を確保し、顧客に安心感を与えることができます💡
フランチャイズ店舗を展開する場合、フランチャイズ契約に伴うロイヤルティーやフランチャイズ料、広告宣伝費用などが必要になります。
これに対して、直営店はそれらのコストを削減することができます。
国内ユニクロはほぼ「直営店」なので、ブランドイメージの統一やコスト削減、独自市場戦略の展開など本部主導で柔軟に対応していますね
④アフターサービス
UNIQLOは、製品に対する品質保証を行っており、万が一の不良品に対しては、交換や返品を受け付けています。
また、消費者の声に応えるために、カスタマーサポートセンターを運営しています。
ユニクロ商品の回収も実施しており、環境にも配慮された試みも良い印象を与えますよね
以上、4つの視点から分析してみました。
競合他社との優位性を確立し、消費者にとって魅力的な製品を提供することができ、ブランド価値を高めています。
今後のユニクロ
バリューチェーン分析は「内部環境分析」です。
これにより戦略を立案し、今後の対応を検討するために使われますが、ここで注意しなければいけないのが「市場環境の変化」です。
このブログでも過去紹介している「外部環境分析」も戦略立案においては重要となりますので少しだけ触れておきます。
詳細は過去記事を参照してください📝
🔽参考記事:PEST分析とは?🔽
🔽参考記事:3C分析とは?🔽
未来への先行投資
SDGsへの取り組みも積極的に取り組んでいる!
ユニクロは、製品を作るための環境に配慮し、生産プロセスを最適化していますね
製品の生産において、環境に配慮し、労働者の安全や福利厚生に配慮することに重点を置き、持続可能な製品生産に向けた取り組みを積極的に行っていることを示しています。
① 世界中の生産拠点で、労働者の安全や福利厚生に配慮した生産
② 綿花の持続可能な栽培を支援するために、Better Cotton Initiative(BCI)と協力
③ リサイクル素材を使用した製品の提供や、環境に配慮した製品の開発
④ 生産に関する情報を透明に公開し、消費者に向けて製品の生産についての理解を深める
環境に優しい製品の開発にも注力し、透明性の高い情報公開をしてブランドロイヤリティ向上を図っていますね📝
もちろん労働環境もブラックなんかではなく、真っ白なのだろうか・・・
羨ましい😅
以上、報告します。
お疲れ様でした☆彡
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