定量分析を学習しよう!
こんにちは、今日は「ビジネス定量分析」について解説します。
「数字ってニガテ…」
「Excelってムズカしそう…」
そう思っている人も大丈夫!
実は、定量分析は“比較”と“ちょっとした仮説”があれば
誰でも使えるビジネスの魔法ツールなんです。
今日は、数字の迷宮に迷い込まないように
5つのステップで数字の“ワンダーランド”に連れていきます!
1. 定量分析とは? ─ 分析の本質は「比較」
まず大前提として、「分析」とは比較することです。
たとえば、「A社のイベントに参加した人の80%が応募した!」という数字があっても、
それだけでは“良いか悪いか”は分かりません。
他社と比較してどうなのか?が重要なんです。
これは「Apple to Apple(リンゴとリンゴ)」の比較をするという考え方。
逆に、条件の違うものを比べると「Apple to Orange(リンゴとオレンジ)」と比較することができます。
2. 仮説思考のススメ ─ 問いと仮の答えからスタート!
「数字をたくさん集めれば良い」…それは間違いです。
大切なのは「何のために調べるのか?」という問いを立てること。
そのうえで「こうかもしれない」という仮説を立てることで、
ムダなデータに埋もれず効率的な分析ができます。
たとえば野球チームの話で「勝つために必要なのは出塁率が高い選手だ!」
という仮説を立ててデータを集めたチームが、少ない予算でも勝てるチームを作りました(=映画『マネーボール』の話ですね)当時は打率で選手の評価をしていたが、本質的にはフォアボール、バント、タッチアップなどで得点につながる塁に出ることのできる選手=「出塁率」を重視するべきであるという考えでしたね💡
⏩️つまり、イシューを抑え続けることが大切ということです📖
3. データ収集の基本 ─ 探す・見る・聞く・やってみる
仮説を立てたら次はデータ収集です。方法は大きく分けて2つ。
(1)世の中にあるデータを使う
- 例:e-Stat(政府統計ポータル)、国会図書館のリサーチナビ
(2)世の中にないデータを集める
- 「見る」:現場観察や購買行動の記録
- 「聞く」:アンケート調査(ただしバイアスに注意)
- 「やる」:A/Bテストなどの実験手法
たとえば「野球選手の誕生日」のデータは自分で地道に調べてExcelでまとめた人がいました。
これこそ、差がつく“ひと手間”です。
4. 分析の5つの視点 ─ 比べ方で見える世界が変わる!
ここまで来たら、いよいよ分析!でも、ただ比べるだけじゃダメ。
以下の5つの視点を意識しましょう。
視点 | 内容 |
---|---|
1. インパクト | ビジネスにどれくらいの影響があるか? |
2. ギャップ | 他と比べてどのくらい差があるか? |
3. トレンド | 時系列でどう変化しているか?(変曲点・外れ値にも注目) |
4. ばらつき | 分布の偏りや中央値・平均値の違いに注目 |
5. パターン | 何らかの法則性があるか?(例:気温と電力消費の相関) |
これらをうまく使うと、「今まで気づかなかった事実」が見えてきます。
分析結果から気づきを得て対応することが非常に重要です!
分析しっぱなしにならないように注意しましょうね📝
【まとめ】数字はあなたの“味方”になる!
最後にもう一度、定量分析で大切なポイントを整理します。
🔑 ポイント
- 分析の本質は比較!
- 仮説を立ててからデータを集める!
- 5つの視点で深く見る!
数字は冷たいものではありません。
問いと仮説を持ち、正しい比較をすれば、数字はあなたの強力な味方になってくれます。

数値が苦手なあなたも、是非少しずつ数値と仲良くして欲しいです💡
以上、お疲れ様でした☆
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