お疲れ様です。
今日はユニクロの売上分析をしていきます。
あのユニクロが売上を大幅に落とすとは、、、。
原因を分析して市場の流れを掴みます📝
ユニクロ 2023年12月の数値結果
ユニクロのIR情報の数値は下記の通りです
前年比売上高-15.4%、 客数-14.6%、客単価-0.9%
という結果で売上を構成する客数・客単価ともに昨年割れの結果でした。
特に、客単価はずっと伸びていたにも関わらず、12月はマイナスとなり、非常に厳しい状況であることが伺えます。
まぁ確かに今年は「暖冬」で年末年始も比較的暖かかったのですが、-15.4%の売上の落としは大きすぎる。。。
競合各社(無印良品・しまむら)12月数値結果
国内市場で競合店となる無印良品・しまむらは下記の数値結果でした。
◆無印もユニクロ同様に暖冬の影響で売上を落としています(前年比売上-9.0%)
また、無印のIR情報をみると「冬物売筋の欠品」ということも記されていたので、属性によっては好調に推移したことがわかります。
◆しまむらはユニクロ、無印とは対照的に前年比売上+2.4%と好調
IR情報によると、
・創業70周年などの打ち出しが成功したこと
・あたたか素材のPB商品が好調だったこと
の2点を好調要因として公表しています。
消費者としての肌感覚は「ユニクロはずいぶん高くなってしまった・・・」
「無印はいつも買うものが決まっている」
「しまむらは、掘り出し物や限定感のあるコラボが魅力」という感じ
相対的に安くてお買い得なしまむらが選ばれているという結果かも知れませんね📝
ユニクロ 2022年12月の状況について過去分析
2022年12月のユニクロ国内既存店売上高は前年比+16.9%
客数+1.8% ・ 客単価+14.8%
気温が低く推移し、防寒衣料を中心に好調だったほか、年末セールも貢献した。
つまり、2022年は大幅にプラス、その反動で2023年はマイナスとなったということが読み取れます🔍
その他参考記事
このままユニクロが沈んでいくとは思っていません。強い企業ですしね。
⏩ユニクロの過去記事はコチラ
また、アパレル業界においても今後分析を深めて行く予定です。
⏩過去参考記事はコチラ
⏩誰がアパレルを殺すのか?
以上、報告します
お疲れ様でした☆
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