1.しまむら株が25年ぶりの高値更新!
今回は「しまむら」の株価が25年ぶりに最高値を更新した理由について、一緒に勉強していきましょう
しまむらと言えば日本のアパレルでユニクロに次ぐ2位の企業!概要について過去記事を貼っておきます
株って難しそう…と思うかもしれませんが、実は私たちの身の回りの変化が株価にも関係しているんです!
2. ニュースの概要
2025年5月16日、しまむらの株価が1万740円まで上昇。なんと1999年以来、約25年ぶりの最高値をつけました。
その理由は主に3つです。
①アクティビストの株主提案を「否決」
②業績が好調
③内需株としての安心感
3. 株価が上がった3つの理由
理由①:アクティビストの株主提案を「否決」
アクティビスト(企業に改善を求める投資家)であるマネックス・アクティビスト・マザーファンド(MAMF)が、しまむらに「もっと利益を株主に配ってほしい」と提案
- 配当性向を60%にして!
- 自社株買いを160億円分して!
という内容でしたが、株主総会で否決されました。
→ 成長中の企業が「利益のほとんどを還元する」のはやりすぎでは?
という声も多く、長期成長を重視する投資家にはプラスの判断となりました。
理由②:業績が好調
しまむらの2026年2月期の純利益は5年連続で過去最高を更新する見込み!
● 人気の理由は?
- 高機能プライベートブランド「クロッシープレミアム」
- インフルエンサー&キャラクターとのコラボ強化
- 値段は上げつつ「コスパ感」を大事にした戦略
→ 昔のような「とにかく安売り」ではなく、品質で選ばれる商品づくりが功を奏しています。
理由③:内需株としての安心感
今は世界的に景気や為替の不安定さが続いています。
でも、しまむらは「日本国内向けの販売が中心」なので、
- 為替(円高)の影響を受けにくい
- 中国の輸入依存度もすでに減らしている
といった意味で、「安心して持てる株」として再注目されているのです。
4. 今後の注目ポイントは?
とはいえ、課題もあります。
- しまむらは現金資産が総資産の5割を占める
→ 「貯金しすぎ」として市場ではマイナス評価も… - 株主還元への姿勢はこれからも問われそう
楽天証券の窪田氏は「今後は還元意識の高まりにも期待できる」とコメントしています。
5. まとめ:成長か、還元か?注目続くしまむら
- しまむらは「成長」と「株主還元」のバランスが今後のテーマ
- 高機能PBやブランドコラボでファン層拡大中
- 円高や関税にも強く、安心感がある内需株として人気上昇中
25年ぶりの高値を超えた今、どんな戦略をとるかが注目されます。

日本企業の成長は嬉しいですね!アパレル企業分析も再開しようかな?
以上、お疲れ様でした☆
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