ファシリテーションとは?
⇒ 意見を引き出し、考えてもらい、様々な人に影響し、自ら納得して動いてもらう
つまり、相手の力を引き出して行動してもらうことが重要!
今日はファシリテーションについての学習をアウトプットしておきます。
いろいろとテクニックや概念を学ぶと時間がかかりますね・・・特に、ファリシテーターとしての経験がない状態で学習しても身につかないだろうなと思いました。
くろサラは仕事の関係上、1週間で約30社の方と商談し、約60人の人と話をするのでファシリテーターのテクニック的なところや概念的な考え方については共感することができ、スッと腹落ちしています。
特に重要な点は下記2点です
✅イシューを押さえ続ける
✅ファシリテーションは仕込みが9割
✅イシューを押さえ続ける
これ忘れたら全てが終わります
会議で人が多くなればなるほど、イシューを見失いやすくなります
イシューを押さえ続けて話の論点を抑えましょう📝
イシューについては過去記事リンク貼っておきます
何を考えて議論するのか?今、必要な論点が議論されているのか?
⇒ 意見の”論点”に注目しておく
✅ファシリテーションは仕込みが9割
①到達点
②出発点
③論点
この3つを想定しておくこと!
ファシリテーションで重要なことは事前の準備「仕込み」です
人間が一度に考えられることには限界があります
そのため、事前に頭の中で想定しておくことが重要(頭の中に議論の”地図”道筋をつくっておく)
①到達点
参加した人がどういう状態になれば良いかを考えておく
⇒ 自分、参加者の具体的な気持ち・今後の行動をイメージしておく
②出発点
参加する人たちが何を知っていて、何を知らないのか把握する
⇒ どこから議論をはじめるか?
③論点
結論に至るために、何を議論しなければならないかを設計する。
⇒ 具体的な考えるポイント(問題点はどこか?) 論点は幅広く考え、絞り、重要なポイントは具体的に分解する
出発点 → 論点 → 到達点 の順番で進める上で、論点がブレないことが重要
事前の「仕込み」が重要だが一応、
会議の「さばき」の技術についてもメモを残しておきます📝
【さばき】により、必要な論点に参加者を導くことに注力する(ファシリテーターは演出家)
✅意見を引き出す
⇒ 興味を持って発言しやすい雰囲気をつくること。
発言しやすい、考えやすい切り口を示す。 質問によって思考を刺激する。
✅どういう意見だったか理解し、参加者と共有する
⇒ 「何を言っているのか(意見)」よりも「何について言っているのか(論点)」をつかむ。
意見を翻訳して共有する。
✅意見に含まれる論点の方向性を考える(論点について議論を深めるか?方向性を決める)
⇒ その論点は今議論すべきものか判断する(広げるべき論点か?理由や原因を深めていく論点か?)
⇒ 方向性を決める → 広める → 広めた中から深めていく → ある程度広めて、深まったら「止める」 → まとめる(時間が決められているから)
✅議論をまとめる
⇒ 最後に、ここまで何を議論して、何が決まったのか?参加者は議論に合意できたのか?確認をする。
意見を引き出す → 理解・共有 → 方向づけ → まとめる
このファシリテーターの【さばき】のサイクルをナビゲートして、議論する
最も難しく、重要なのは話を深く聞いて「理解すること」
⇒ 議論の中で、考えながら聞いて理解することは想像以上に難しい
自分の聞きたいように聞くのではなく、相手の意見の中に論点をみつけて、理解して方向性を考えるのは難しい
自分(ファシリテーター)は主役ではないことを意識し、人の意見を誠実に聞き、その人が言おうとしていること・言うべきことは何か(論点は何か?)を引き出すように聞く姿勢
まとめ
ファシリテーションは合気道
⇒ 相手の力を如何に引き出すかを考える。
そのためにも自分の軸はしっかり持っておく。 人の話を正しく聞き、発言の不足点を補い、内容を適切に理解して、わかりやすく皆と「共有」する
ファシリテーションの本質 ⇒ 意見を引き出し、考えてもらい、様々な人に影響し、自ら納得して動いてもらう (×指示して命令して動かすのでは無い)
相手に考えてもらい、自分で納得してもらうために方向性を示し、導く (×説得ではない)
自分で自分を説得する状態に多くの人を巻き込むリーダーシップスタイル
⇒ 「腹落ち」をつくり、実行力を高める 変化の激しい時代の中で、多くの情報・知恵・専門的な能力を引き出し、成果を最大化するのがファシリテーション型リーダー
以上、お疲れ様でした
以上、報告致します。
お疲れ様でした☆彡
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